2024 04,20 09:29 |
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2006 03,21 00:26 |
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「最近、よく煙草と肺ガンの関連性が新聞にかいてあるよ」
「うん。だから僕、やめたんだ」 「へぇ~、禁煙したの?」 「いや・・・。新聞をやめたんだ」 ------------------------------------------------ 間違っていたときに、容易に認めようとしない。 例をあげると、新車を購入した人は、自分たちが選択しなかった車のカタログを読むことを意図的に避ける一方で、自分たちが購入した車の広告に対しては引きつけられるという。 購入しなかった車の良い面を知ることを嫌う傾向にあるそうだ。 喫煙者がタバコの害についての記事を見たとき、これまで間違いを犯したことを示す証拠に接したとき、精神的葛藤が生じる。 なんでオレは愚かなんだろう。バカなんだろうという気分に全面的に陥るのを避けるため、自分のまわりに遮断壁を巡らそうと試みる。その遮断壁というのは、たとえば問題の情報を見ないようにしたり、自分の信念や選択の正しさ維持するために怪しげな議論を展開したりするのだ。 自分たちが信じたいと思うことによって、しばしば現実が極端に歪められるということは、誰にでもある。人間の心理は、自らがすでに取ってしまった行動を確認する(追認する)情報を選択し、それとは矛盾する情報を避けようとするのだ。 株取引の世界も同じで、購入した企業の良いニュースには敏感に反応するが、悪いニュースは別の解釈をあたえる。悪いニュースがでても、よい方にとらえようとしがちである。 継続的に株で儲ける為には、投資した会社に悪いニュースがでたときは、過去に自らが判断した結果を修正しないといけない。 過ちて改めざるは、これを過ちという。 PR |
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